今回の国民一律10万円が支給される特別定額給付金のオンライン申請において必要とされるマイナンバーカードですが、国民の1億人ほどは持っておらず、あまり浸透しきってないそうです。
確かにマイナンバー自体があまり使うことって多くはないので、カードの申請自体後回りにしてしまうという方も多くいるのかなと思います。
今回私は特別定額給付金申請をオンラインで行えたため、郵送よりも早く給付金を受け取ることができそうです。
では、実際マイナンバーカードはどんな場面で使うことができるのかについてまとめてみました。
・マイナンバーカードを発行する上でのメリットデメリット
・副業でマイナンバーカードを持っておいたほうがいい理由
1億人がもっていなかったマイナンバーカード
今回の特別定額給付金のオンライン申請にはマイナンバーカードとICカードリーダーが必須となっています。
マイナンバーはともかくICカードリーダーはよほどのことがないとあまり購入する機会すらないと思います。
ICカードリーダーとは、ICチップの入ったカードをパソコンなどで読み取るためのもので、私の場合は確定申告をするために購入していました。
ただ、家でICカードリーダーを使う機会がほとんどないことから、それがなければ購入はしていなかったと思います。
マイナンバーを持っていても確かにお店のポイントカードのようにたくさんは使用しませんよね。
1億人がもっていないという理由もとてもわかります。
最近マイナンバーを使った出来事
ここ1ヵ月程度のうちにマイナンバーを利用した出来事をまとめました。
なにもない時は月に1度も使わないこともあります。
①e-Taxでの確定申告
⇒電子申告という方法があり、そちらを使って確定申告を行いました。
②特別定額給付金の申請
⇒世帯主のマイナンバーを利用したオンライン申請での電子署名をした。
③国または自治体へのなにかの場面でIDセルフィ―を行った
⇒海外では導入されていることも多いようですが日本での申請においては初めてIDセルフィ―を行いました。
どこで使ったか曖昧になってしまったので、詳細は控えさせていただきます。
*IDセルフィ―とは、マイナンバーや運転免許書などの身分証明書を自分で持って写真をとったものを申請等の際に添付して身分証明書が自分のものだと証明するために行うものです。
それ以外には、保育園への申請書や医療関係でマイナンバーの告知が必要な場面がありました。
マイナンバーの使い道
参考:マイナンバーカード6つのメリット – マイナンバーカード総合サイト
①券面
⇒マイナンバーを証明する書類として使用できる
②電子証明書
⇒確定申告や特別定額給付金などのオンライン申請の際に使用できる
③様々な身分証明書
⇒銀行口座の開設やお店での会員登録などの際の身分証明書
④コンビニでの各種証明書の取得
⇒住民票の写しや印鑑証明などがコンビニで受け取れる
④市や国のサービスを受けることができる
マイナンバーカードのメリットとデメリット
それぞれメリットとデメリットをまとめました。
メリット
①マイナンバー通知カード以上に効果を発揮する
⇒今回、私はマイナンバーカードをもっていたことによって、税務署に行かずに確定申告を終わらせることができました。
また、マイナンバー通知カードが届いた後に旦那さんも取得しておいたことで、給付金申請を楽に終わらせて、郵便での申請に比べて早く給付金をもらえそうなのでとても利便性を感じました。
*ICカードリーダーが必要
②強度が強い
⇒マイナンバー通知カードよりも強度が高いため、長く持ち歩くカードのほうが綺麗に長持ちします。
③顔写真入りの身分証なので安心度が高い
⇒IDセルフィ―を使用したマイナンバー申請が必要な場合もこれを使えば証明がとても楽になります。
デメリット
①ICカードリーダーがなければ、オンライン申請はできない
⇒カードリーダーがなければ、通常の通知カードでも十分使えてしまうところがあります。
②発行までに時間がかかる
⇒発行に時間がかかるのは大きなデメリットです。
そのため今から発行手続きを行ったとしても郵送での申請のほうが早く済んでしまうかもしれません。
自治体によって違うのかもしれませんが、現在オンライン申請のため発行まで余計に時間がかかる場合もあるようです。
③電子証明には更新が必要
⇒実はこのICチップ入りのマイナンバーには、更新が必要です。
市役所や区役所等での更新が必要で、対象の方には個別に通知が届きます。
*お住まいの市町村によって異なるかもしれませんので、ご確認ください。
マイナンバーカードはほしい?いらない?
私個人の意見としては、【持っていて損はない】ということです。
確かに今回の申請には必要ないかもしれませんが、今後もしかすると必要になることも考えられます。
いつどんなときにマイナンバーカードが必要になったとしても、大丈夫なように準備はしておきたいですよね。
それから、e-Taxにも使える、ICカードリーダーも一緒に用意しておくことをオススメします。
2020年5月8日現在、今回の一軒でICカードリーダー自体も品薄になっている場合があります。私は4月に購入しましたが、その時も手元に届くまで待ちました。
ICカードリーダーはいろいろな種類のものが販売されていますがe-Taxに対応しているものを買っておくと後々安心だと思います。
参照:ICカードリーダライタのご用意 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
確定申告はe-Taxが便利は理由
現在副業をされている、もしくは副業をしたいと思っている方は、アフィリエイトブログやGoogleアドセンスなど何等かの副業で利益出したいと思っていると思います。
その場合、今は確定申告の対象にならなくても、いずれは対象である年間20万円以上の所得を手にする日がくるかもしれませんよね。
確定申告をe-Taxで行う場合は、税務署で行う場合に下記の書類の添付が必要ありません。
・医療費の領収書
・セルフメディケーション税制の医薬品購入の領収書
・寄附金控除の証明書(ふるさと納税)
・社会保険料控除の証明書
・生命保険料控除の証明書
・地震保険料控除の証明書
・小規模企業共済等掛金控除の証明書
・住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書引用:会計ソフトfreee
例えば、医療費控除を受けたい場合の明細の添付も必要ないのです。
なので、電子申請してしまったのほうがとても楽になります。
まとめ
メリット
①マイナンバー通知カード以上に効果を発揮する
②強度が強い
③顔写真入りの身分証なので安心度が高い
デメリット
①ICカードリーダーがなければ、オンライン申請はできない
②発行までに時間がかかる
③電子証明には更新が必要
今回の給付金には間に合わなくてもいつどこで、マイナンバーを使う日が来るかもわかりません。
カードを持っていなかったことで損をしたら悲しいですよね。
特に事業者の方や副業を考えている方、行っている方は持っておいたほうがとても便利になります。
必要性を感じた方は発行をオススメします。
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